スマイルで、グッドコミュニケーション

きららラポール西御所 フロアサブリーダー小林 希望

1993年生まれ
尾道高校普通科を卒業後、2012年4月入社

目標のない私に訪れた転機
将来を見据えた「あの時」

 高校の普通科で学んでいた私は、3年生になっても特にやりたいことが見つかりませんでした。そんなある日、祖父を介護していた祖母が体調を崩しました。私は慌てて祖父母の元へ駆け付けましたが、役に立ちたくても何一つ手伝うことができませんでした。そのとき無力さを痛感したこと、「介護は将来、自分にとっても社会にとっても必要」と思ったことが、介護の世界に入ったきっかけです。採用が決まると、入社前に「ヘルパー2級」の勉強をし、資格を取得しました。

自分が笑顔でいることで
利用者さんも笑顔になる

私はもともと人見知りする性格でしたし、介護はまったくの未経験。世代が大きく離れた利用者の皆さんに、こちらからどう関わっていけばいいのか、果たして自分に何かできるのか、最初はとても不安でした。しかし、この会社では、新人一人に対し、先輩が一人付いてくれ、全て一から指導してくれます。私は、まずは先輩をまねることで仕事を覚えていきました。利用者さんからの「あなたは笑顔がいい。いつも明るい気持ちにしてくれる」という言葉も心強かったです。

メンタルに寄り添う「傾聴」に力を入れたい 利用者さんに、孫のように接してもらえたら

相手の視点に立つことで
信頼関係が生まれる

 利用者さんと接する中で、最も気を付けていることは「言葉遣い」です。どうしても「~するね」と口にしてしまいがちですが、「~しましょうか」とお声掛けするようにしています。利用者さんの気持ちを最優先に、お世話を「してあげる」のではなく、「させていただいている」のだということを忘れないようにしたいです。
 言葉は本当に大切だと思います。言い方一つで、利用者さんやスタッフの気持ちもずいぶん変わるもの。後輩にもぜひ伝えたいと思っています。

助け合い学び合う大切な仲間たち
活発な社内コミュニケーション

わが社は社内レクレーションや年1回の社員旅行、尾道みなと祭の踊りコンテスト「ええじゃんSANSA・がり」への出場と、打ち上げを兼ねた親睦会など、社員同士が交流し楽しむ機会がたくさんあります。施設内では毎月2回、全員参加の研修を実施。また、全施設合同の研修でグループセッションを重ねたり、社員の意見で制服をリニューアルしたりと、皆で取り組むことも多々。「明るい人」「笑顔がいい人」ならどなたでも、ぜひ私たちの仲間になってほしいです。